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初の日越合作映画「ベトナムの風に吹かれて」の試写会が18日、ハノイ市国立映画センターで開かれた。試写会には、監督・脚本の大森一樹氏や主演の松坂慶子さん、草村礼子さんらが出席した。
「ベトナムの風に吹かれて」は、ベトナム在住歴20年以上の日本人女性、小松みゆきさんがハノイ市で認知症の母親を介護していた日々を綴った著書「越後のBaちゃんベトナムへ行く」(2B企画、2007年)を映画化したもの。9月24日には、角川書店から「ベトナムの風に吹かれて」が出版される。
小松さんは、1947年新潟県生まれ。1992年に日本語教師としてベトナムへ渡り、2001年に新潟県で暮らしていた認知症の母親をハノイに迎えた。母親は、2014年6月に「越後のBaちゃんベトナムへ行く」の映画化が発表された後、7月9日に死去した。
同映画は、新潟県の各劇場で9月から、有楽町スバル座など全国の各劇場で10月から公開される。詳細は、公式サイト<http://www.vietnamnokaze.com/>を参照。ベトナムでもハノイ市などの各地で公開予定。