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「希望伝道師」として世界で知られるオーストラリアのキリスト教伝道師、ニック・ブイチチ氏が、ホーチミン市と北中部ゲアン省、南中部高原地方ラムドン省の3省・市で開催される身体障害者支援の慈善イベントに参加するため、3月22日(日)からベトナムを訪問する。同氏の訪越は、2013年5月と2014年5月に続き今回が3回目。
ニック・ブイチチ氏のベトナム滞在日程は下記の通り。
◇3月22日(日):ホーチミン市1区
ホーチミンテレビ(HTV)劇場(9 Nguyen Thi Minh Khai St., Dist.1, Ho Chi Minh)で開催されるイベントに参加。同市在住の身体障害を持つ子供たち500人と交流する。同イベントは、22日13時50分からHTV7 で生中継される。
また、同日には同市グエンティミンカイ高校の学生との交流会も行われる。
◇3月23日(月):ラムドン省ダラット市
第198養護施設(2 Lu Gia St., Ward 9, Da Lat City, Lam Dong Province)で「人生の目的と幸福へ繋がる道」をテーマに講演を行い、障害者や公務員、学生、労働者などと交流する。
◇3月24日(火):ゲアン省ビン市
労働文化センターで、住民らと交流し、「奉仕の精神は、連帯社会と偉大な国家の構築に繋がる」というメッセージを伝える。交流会の様子は、同日14時から16時までゲアンテレビで生中継されるほか、北中部各省(タインホア省、ハティン省、クアンビン省、クアンチ省、トゥアティエン・フエ省)及び紅河デルタ地方ニンビン省の各テレビ局でも放送予定。
◇3月25日(水):ホーチミン市9区・トゥードゥック区
9区ホアセン中学校・高校の学生や、ホーチミン市国家大学の学生との交流会を行う。
ニック・ブイチチ氏は、「テトラ・アメリア症候群(先天性四肢欠損症)」を持って生まれ、先天的に両手足がない。大きな苦労の中でも人生への希望を捨てず、大学で学位を取得し、2012年には日本人女性と結婚。現在は世界中を回って施設や学校などで講演を行っている。