(C) baotintuc 小松さん(右から4番目)と越日の出演者ら 写真の拡大. |
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ベトナム在住歴20年以上の日本人女性、小松みゆきさんがハノイ市で94歳の認知症の母親を介護していた日々を綴った著書「越後のBaちゃんベトナムへ行く」の映画「ベトナムの風に吹かれて」が11月30日、ハノイ市にあるベトナムの声放送局(VOV)でクランクインした。
ベトナムでの撮影はハノイ市のほか、西北部ホアビン省、紅河デルタ地方ニンビン省などで12月31日まで行われる。
同映画は初の日越合作映画で、日本の文化庁による2014年度「国際共同製作映画支援事業」に採択されている。監督は大森一樹氏、主演は松坂慶子さん。同映画は2015年夏に公開される予定となっている。
小松さんは、1947年新潟県生まれ。1992年に日本語教師としてベトナムへ渡り、2001年に新潟県で暮らしていた認知症の母親をハノイに迎えた。母親は、2014年6月に「越後のBaちゃんベトナムへ行く」の映画化が発表された後、7月9日に死去した。