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- ブラジルと南アフリカにも事務所新設
- 24年の米国とポーランドに続く事務所開設
- 輸出リスクに対応、海外市場の拡大支援へ
韓国貿易協会(KITA)は、年内にハノイ市に事務所を開設する予定だ。同協会が2025年度の定期総会で明らかにした。
ハノイ市のほか、ブラジルのサンパウロ、南アフリカのヨハネスブルクにも事務所を新設する。海外事務所の開設は、2024年7月に開所した米国のダラス事務所、同9月に開所したポーランドのワルシャワ事務所に続くものだ。海外事務所では、現地へ進出するための情報提供や企業のマーケティング支援などを行っている。
ハノイ市をはじめとした海外に事務所を開設する背景には、同協会が海外市場の拡大に注力していることがある。KITAのユン・ジンシク会長は「2025年は、産業や貿易のパラダイムの急変が見込まれる先行き不透明な時期になると考えられることから、輸出におけるリスクに対応し、海外市場の拡大支援に総力を挙げる」と話した。
同協会はベトナムなど事務所を開設する3か国を「有望な市場」と見ているという。今後はこれらの国で、経済協力のチャネル拡大に向けたマーケティング活動を拡大していく方針だ。