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- スターバックス・ベトナムの初代社長
- 有名飲食ブランドの国際展開にも貢献
- 28省・市に「フックロン」176店舗展開
カフェチェーン大手「フックロン(Phuc Long)」を所有するフックロン・ヘリテージ(Phuc Long Heritage)はこのほど、米コーヒーチェーン大手スターバックス(Starbucks)のベトナム現地法人スターバックス・ベトナム(Starbucks Vietnam)のパトリシア・マルケス(Patricia Marques)元社長を最高経営責任者(CEO)に任命した。
パトリシア・マルケス女史はスターバックス・ベトナムの初代社長で、11年以上にわたりベトナム市場におけるスターバックスの地位構築に貢献してきた。スターバックスには30年以上勤務した。2023年12月にスターバックス・ベトナムの社長を退任した後、香港最大規模の飲食企業マキシムグループ(Maxim’s Group)で事業開発部長を1年間務めた。
パトリシア女史はスターバックスのほか、米国のサックス・フィフス・アベニュー(Saks Fifth Avenue)やパネラ・ブレッド(Panera Bread)、ベトナムのハイランズ・コーヒー(Highlands Coffee)などの有名ブランドの国際展開にも貢献した。
フックロンの開発戦略についてパトリシア女史は、店舗の空間デザインのアップグレードが今後の重要な戦略の一つになると述べた。
フックロン・ヘリテージは2024年11月現在、28省・市にカフェチェーン「フックロン」176店舗を展開している。7~9月の売上高は前年同期比+12.8%増の4250億VND(約26億円)となった。