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- ドンコイ通りの年間賃貸料は約58万円/m2
- 日本の銀座通りは約188万円/m2、世界6位
- 1位はミラノのモンテ・ナポレオーネ通り
米不動産サービス大手クッシュマン&ウェイクフィールド(Cushman & Wakefield=C&W)がこのほど発表した、世界のブランドショップ街の小売スペース賃貸料動向に関する年次調査レポート「世界のメインストリート(Main Streets Across the World)」2024年版によると、ホーチミン市1区のドンコイ(Dong Khoi)通りにある小売スペースの年間賃貸料は1m2当たり3594EUR(約58万円)で、世界の49本の通りの中で14番目に高いという。前年は13位で、今年は1つ順位を下げた。
ドンコイ通りの小売スペース賃貸料は、日本の銀座通りや韓国の明洞(ミョンドン)通り、中国の南京西路、シンガポールのオーチャード・ロード、ドイツのノイハウザー通りやカウフィンガー通りなどに比べると割安だが、ギリシャのエルム通り、アイルランドのグラフトン・ストリートなどに比べると割高になっている。
日本の銀座通りの年間賃貸料は1m2当たり1万1582EUR(約188万円)で、世界6位となっている。
アジア太平洋地域で見ると、ドンコイ通りにある小売スペースの年間賃貸料は51本中16位、ハノイ市ホアンキエム区のチャンティエン(Trang Tien)通りは1m2当たり3267EUR(約53万円)で18位に立っている。
なお、2024年における世界で最も小売スペース賃貸料が高い通りのトップ5は以下の通り。
1位:イタリア・ミラノのモンテ・ナポレオーネ通り(2万EUR=約325万円、前年2位)
2位:米国・ニューヨークの5番街(1万9537EUR=約320万円、同1位)
3位:英国・ロンドンのニュー・ボンド・ストリート(1万7210EUR=約280万円、同4位)
4位:香港の尖沙咀(1万5697EUR=約255万円、同3位)
5位:フランス・パリのシャンゼリゼ通り(1万2519EUR=約204万円、同5位)