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- QR決済のアクセシビリティ強化へ
- クロスボーダーQRコード相互運用性で協力
- ベトナムと中国の両国のユーザー体験向上
ベトナム国家銀行(中央銀行)傘下のベトナム国家決済社(NAPAS)と中国銀聯(China UnionPay)傘下で決済大手の銀聯国際(ユニオンペイ・インターナショナル=UnionPay International)はハノイ市で13日、QR決済のアクセシビリティ強化に向けた基本合意書(MOU)に調印した。
両者は、ベトナムと中国の両国のユーザー体験を向上させるべく、クロスボーダーQRコード相互運用性に関する協力を深め、相互のネットワーク上でベトナムの銀行アプリなどとユニオンペイによるQR決済を可能にすることで合意した。
これに先立つ8月19日、ベトナムと中国の中央銀行は、クロスボーダー決済の相互運用性などの分野で協力する取り組みを一層促進するためのMOUに調印した。
将来的には、ベトナムの銀行アプリなどのユーザーは、中国本土でユニオンペイのQRをスキャンして決済を行うことが可能になる。