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- 30年までにIC設計エンジニア8000人育成
- 国内外の専門家とエンジニアが教鞭をとる
- フェニカー大ではIC設計専攻コースも開設
地場コングロマリット(複合企業)フェニカーグループ(Phenikaa Group)は、半導体・集積回路(IC)設計トレーニングセンターの設立を発表した。
同センターでは、半導体・IC設計に関する研究・トレーニング、技術移転、国際協力、効果的なリソース動員などを通して同分野の研究活動を推進していく。
国内外の専門家とエンジニアが講師を務め、学生は近代的な設備を誇るセンターで、「HAPS」や「ZeBu 4」、「ZeBu 5」といった先進的なシステムを用いて実習する。
カリキュラムは、電子系設計ソフトウェア(EDAツール)を開発・販売する米シノプシス(Synopsys)など世界の半導体・IC大手によって認定。トレーニング期間はコースによって異なり、3~12か月となっている。
同センターでは2030年までに国際認定資格を持つIC設計エンジニア8000人の育成を目指すとしている。
なお、フェニカーグループ傘下のフェニカー大学は、2024~2025年度からIC設計専攻の学部コース(正規課程)を導入する予定。