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- アップルの生産拠点数で越が世界4番手
- 生産拠点数トップは中国の158か所
- 越は23年に10か所増で東南ア最大拠点に
米アップル社(Apple)がサプライチェーンの多様化に注力している中、依然として中国が同社最大の生産拠点となっているが、ベトナムでも生産拠点数が大幅に増えており、主要生産拠点の1つになっていることが同社の報告で明らかとなった。
同社の生産拠点数は中国が158か所で最多。以下、◇2位:台湾(49か所)、◇3位:日本(44か所)、◇4位:ベトナム(35か所)、◇5位:韓国(34か所)と続いた。
ベトナムでの生産拠点は、2023年度に+10か所増の35か所へと大幅に増加して、東南アジア最大の生産拠点となっており、同社のサプライチェーンの多様化による恩恵を最も大きく享受する国の1つとなっている。
なお、アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は4月中旬にベトナムを訪問して、ファム・ミン・チン首相と会見。同氏はこの席で、首相が共有したベトナムの発展の方向性や目標を評価し、ベトナムにおいて質の高い協力と投資活動を一層促進していきたい意を表明した。
<アップル社の23年度におけるアジアでの国別生産拠点数>