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ベトナム国家銀行(中央銀行)は21日、短期証券の発行により、公開市場操作(OMO)の1つである売りオペを実施し、市中から2000億VND(約11億8000万円)を吸収した。これは2020年6月以降で初めてのオペレーションで、インフレの抑制が狙いだ。
償還期限は7日、利率は年0.3%。
5月初め以来、銀行業界の資金流動性は高い状態が維持されており、銀行間取引金利は昨年4月以降で最低水準にまで低下している。
中央銀行は政策金利を当面維持する方針を示しているが、専門家らは、最近の動向から見ると利上げが実施される可能性もあると予想している。