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薄膜技術の世界的なリーダーであるドイツのクルツグループ(KURZ Group)のベトナム現地法人クルツベトナム(KURZ Vietnam)は24日、南中部沿岸地方ビンディン省のニョンホイ経済区内にあるベカメックスVSIPビンディン工業団地で薄膜フィルム工場案件を着工した。
同案件は総面積12haで、投資総額は4000万USD(約51億円)。第1期は面積6haで、年産能力は1500万m2、2023年7~9月中に稼働を開始する見通し。
同工場はクルツにとって世界12か所目、アジアでは中国とマレーシアに続く3か所目の工場となる。
ベトナムでの事業状況によって、同案件の投資総額は向こう10~15年で1億USD(約128億円)にも上る可能性がある。