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グエン・スアン・フック首相は4月28日に開催された政府定例会合の記者会見で、5月1日からコメの輸出割当制度を停止し、通常通りの輸出を再開する商工省の案に同意した。
また、フック首相は同省に対し、関連当局と協力し食糧安全保障を確保しながら輸出を展開するよう求めた。今年のコメ輸出量目標は600万tに設定されている。
農業農村開発省の報告によると、冬春作のコメの輸出量は320万t、夏秋作では籾の生産量が1100万t、コメの輸出量は230万~240万tに達する見通し。国内の需要と備蓄量を差し引いた後、5月と6月上旬の15日間に130万tのコメを輸出することが可能となる。