ベトナム株式指数(VNインデックス)は24日、世界的株安を受けて全面安の様相となり、▲29.37ポイント(▲5.28%)安の526.93へと下落した。東シナ海で越中艦船の衝突が発生し2001年以降で最大の▲5.87%安を記録した昨年5月8日に続く、1年3か月ぶりの大幅下落となる。
VNインデックスは年初から7月14日までに+17.05%の638.69まで上昇していたが、昨年12月17日以降の上昇分がすべて吹き飛んだ形だ。中国人民元が切り下げと中国経済減速、米国金融政策の不透明感を背景に、投資家はリスク回避姿勢を強めている。