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ロシアの公開株式会社GSPI (Russian State Project Institute)のアレクサンダー・クラコフ氏はこのほど、国営ラジオ「ボイス・オブ・ロシア(ロシアの声)」で、ハノイ市と中部高原地方ラムドン省ダラット市の2か所に原子力科学センターを建設すると発表した。29日付ベトナムプラスが報じた。
同氏よると、ダラット市には出力15MWの研究用原子炉を設置。ハノイ市にはコンピューター制御センターおよび研究センターを建設し、施設の安全な運転に必要な各種セキュリティシステムや設備などを設置する。
施設は、ベトナムの複雑な気象条件や地質条件を考慮した上で、気候変動や地震活動にも耐えうる安全な設計となる予定。