(C) cafedocbao 写真の拡大 |
FPT情報通信[FPT]はFPT大学宇宙研究部(Fスペース)が開発した小型人工衛星「F-1」を今月27日に、国際宇宙ステーション(ISS)から地球周回軌道に投入すると発表した。20日付サイゴンタイムズ(電子版)が報じた。
「F-1」は今年7月21日に日本の種子島宇宙センターから打ち上げられ、7月27日にISSと結合した。「F-1は各辺が10センチの立方体で、重量は1キロ。ベトナムの民間企業が製造した初めての小型人工衛星だ。
Fスペースは2008年末からF-1の開発・製造を行ってきた。宇宙空間で地球の低解像度写真を撮影し、地上のコントロールセンターに1200ビット毎秒(bps)でデータを転送することが最初の目標。