国連経済社会理事会の地域委員会の一つである国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)はハノイ市で10日、「アジア太平洋経済社会調査2012」を発表した。DVTが報じた。
ESCAPは、今年のベトナムの国内総生産(GDP)成長率は5.8%となり、インフレ上昇率は今年下半期に1桁に収まるとの予想を示している。
同機関は、ベトナム政府による政策が功を奏し、年初4か月における◇マクロ経済の安定、◇インフレ上昇率の緩和、◇金利の低下、◇為替レートの安定、◇外貨準備高の増加などに繋がったと高く評価している。