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税関総局とベトナム水産加工輸出協会(VASEP)が発表したデータによると、2011年のチャ魚(ナマズの一種)輸出額が前年比26.5%増の18億0500万ドル(約1371億円)、輸出量では同3%増の60万tとなった。2日付VNエコノミーが報じた。
輸出額が大きく伸びた要因は、水産企業各社が原材料価格の上昇分を輸出価格に転嫁したため。また、2012年のチャ魚輸出額は20億ドル(約1520億円)となる見通しで、近年、輸出額の増加が顕著となっている。しかし、チャ魚輸出額の99%を切り身などの低付加価値製品が占めており、高付加価値製品の比率が極端に低いのが現状だ。