純度99%の金地金を輸出すると輸出税を支払う必要が生じるため、多くの企業は純度98%の金の宝飾品に仕立て直して輸出することで課税を逃れる手段を講じている。しかし、純度98%の金の宝飾品を輸出する場合には、輸出企業は金の純度低下や品質低下分を補填するため輸入企業へ1テール当たり5ドルを支払わなければならず、このような手段によって金を輸出しても利幅は薄いと見られている。23日付DVTが報じた。
2011年6月初旬からの金輸出量は6tの3億ドル(約241億円)に上った。今後も、金輸出は増加傾向を維持すると予測されている。現在、国内市場の金価格は世界市場の金価格を1テール当たり30万ドン下回っている。