携帯電話大手のフィンランドのノキアは29日、紅河デルタ地方バクニン省ティエンズ郡でベトナム・シンガポール・バクニン都市工業団地サービス区(VSIPバクニン)を運営するVSIPバクニン社との間で、長期の土地賃貸契約を結ぶことで合意した。29日付ベトナムプラスが報じた。
ノキアはハノイ市から約20キロメートル離れたVSIPバクニンの面積17ヘクタールの敷地に、2億8000万ドル(約230億円)を投じて携帯電話工場を建設する。工場は2012年に操業を開始する予定。
同社は現在9か国の10か所で工場を稼働しており、バクニンは11か所目、東南アジア・太平洋地域では初めての工場となる。