フリースランドカンピーナ社、アボット社など粉ミルク製造メーカー5社はこのほど、粉ミルク販売価格を約10%引き上げた。グオイラオドン紙(電子版)が報じた。
販売価格の引き上げ理由について、各メーカーは原料乳の買い取り価格上昇、包装価格の10~30%上昇、人件費の11~18%上昇などによるコスト増と通貨ドンの切り下げを挙げている。
製品の販売価格改定は、財政省への届出が義務付けられているが、同省によると各メーカーはこういった手続きを行っていないという。一方で、メーカー側は規定に基づいて理由説明を行った後に販売価格を引き上げたとしている。