越中鉱産・練金(VTM)は22日、中国昆明鉄鋼と、東北部ラオカイ省で計画されている製鉄所案件のEPC(設計・調達・建設)契約を締結した。契約額は1億6000万ドル(約129億2600万円)。
同製鉄所の投資総額は約3億4000万ドル(約274億4800万円)で、第1期(2010年~2012年)では年産能力50万tのインゴット工場を建設し、第2期(2012年~2015年)では年産能力50万tの圧延鉄鋼製造ラインを増設し、年産能力を100万tに引き上げる計画。
同製鉄所の原料は、同省バンバン郡にある埋蔵量1億2200万tのクイサー鉱山で採掘された鉄鉱石を使用する。