北部ラオカイ省人民委員会とフランス開発庁(AFD)は9月29日、同省の高原地帯である4つの郡で実施する農村インフラ整備・エコツーリズムプロジェクトの始動式を開催した。
このプロジェクトは▽サパ・バットサット・バックハー・シマカイの4郡での農村道路31本(総延長305キロメートル)の改良▽サパ町での都市インフラ整備▽エコツーリズムへの開発投資▽ホアンリエン国立公園に関する宣伝活動−の4つから成っている。総投資額は2760万ユーロ(約40億6000万円)で、うち2459万ユーロ(約36億1000万円)をAFDが拠出し、残りはラオカイ省が負担する。実施期間は2012年までを予定している。