ホーチミン市人民委員会はこのほど、サイゴンバス社の所有するバスの車体への広告掲載について試験的に実施することを承認した。同社のバス約700台の車体側面に掲載する広告の入札が10月中にも行われる見込みだ。同市人民委はまた、バス車体への広告掲載を来年以降すべてのバス路線に拡大することも承認している。
同市交通運輸局によれば、同市には現在約3200台の各種バス車両があり、広告掲載による収入は年間約1000億ドン(約6億5000万円)が見込めるという。同市では2002年から美観維持と交通安全上の理由からバス車体への広告掲載が禁止されていた。