ベトナムゴム産業グループ(VRG)は14日、天然ゴムと穀物の栽培地を視察するため、8月初旬にアフリカのナイジェリアに調査団を派遣すると明らかにした。今回の調査で栽培適地が見つかれば、投資案を立案し政府に許可申請する予定だ。
VRGはまずナイジェリアでモデルケースを実施し、その後他の国でも実施することにしている。一つの国当たり10万ヘクタールを農園として開拓し、天然ゴム・稲・小麦の栽培、家畜の飼育などに充てる計画。モデルケースとしてナイジェリアを選んだ理由について、VRGは交通の便が比較的良いこと、他の国より政治状況が安定していることを挙げている。