ホー・ギア・ズン交通運輸相はこのほど、北部ハイフォン市ディンブー経済区内の二燐酸アンモニウム(DAP)工場~チュアベー港間鉄道建設案件の総投資額の見直しを承認した。それによると、投資額は2003年10月承認時の3160億ドン(約20億円)から約3.6倍の1兆1510億ドン(約72億円)に引き上げられた。この案件はベトナム鉄道総公社がBOT(建設・運営・譲渡)方式で実施するもので、投資額見直しの主な要因は、建設資材価格、人件費、立ち退き補償額がいずれも高騰しているためとされる。今年9月に着工の予定。