ベトナム商標保護・偽造品防止協会はこのほど商工省に対し、輸入禁止品目リストに中古ガスボンベを加えるよう文書で提案した。
同協会加盟企業によると、現在、大量の中古ガスボンベがスクラップとしてベトナムに輸入されており、うち一部はガスボンベ製造工場で改造された後、新品として登録され国内に流通しているという。これらの偽造品は国内で製造されるガスボンベよりコストが低いため市場の公平性を脅かすばかりか、さらに数が増加すれば国家機関による管理体制をも脅かす恐れがある。
そのため各企業は、中古ガスボンベの輸入を禁止し、すでに輸入されたものはスクラップとしての処理を徹底するよう提案している。