ベトナム石油ガスグループ(ペトロベトナム)、ベトナム化学総公社(ビナケム)、タイのSCGケミカル、タイ・プラスチック・アンド・ケミカル(TPC)の4社は19日、石油化学プラントの合弁事業契約に署名した。総投資額は37億8600万米ドル(約3786億円)。
プラントは東南部バリア・ブンタウ省のロンソン島に建設される。年産能力は、オレフィン165万トン、ポリオレフィン145万トン、ボリ塩化ビニル(PVC)材料製造工場(二塩化エチレン(EDC)33万トン、VMC40万トン)など。完成すればベトナム最大規模となる。
計画では、2011年にPVC材料製造工場を操業、2013年にその他の各工場の操業を開始する予定。