米不動産大手のクッシュマン&ウェイクフィールドは2月29日、ホーチミン市に駐在員事務所を開設した。この事務所は、同社にとってアジア・太平洋地域で30番目、世界58か国にある全オフィスのうち221番目のオフィスとなる。
同社の代表は、ベトナムの経済発展に大きな期待を寄せているとし、近々ハノイ市にも駐在員事務所を開設する計画があることを明らかにした。ベトナムでは主に、小売・オフィス・ホテルの各分野でコンサルティングや仲介サービス、投資活動を行うという。
同社の調査によると、今年の世界のオフィス賃貸料ランキングで、ベトナムはアジア・太平洋地域で5番目、世界でも17番目に高いという結果が出ている。