韓国の鉄鋼大手ポスコはこのほど、アジア地域に集中的に製鉄所を建設する計画を明らかにした。ベトナムも計画の重要な一部を占めているという。計画によると、同社は約4億米ドル(約460億円)を投じて海外に合弁の鉄鋼工場を建設し、2010年までに同社の海外製鉄所を40カ所に増やす予定だ。
同社は8月初旬、東南部バリア・ブンタウ省第2フーミー工業団地で冷延鉄鋼工場を着工した。同工場の生産能力は年間10万トン。同社はまた、ベトナム造船産業グループ(ビナシン)との合弁で投資案件を計画しており、早ければ今年10月にも案件に着手する見込み。