メコンデルタ地方の各省はこのほど、2010年までに水産物加工工場を32カ所増設する計画を明らかにした。すべてが完成すれば、同地方の総工場数は68カ所となり、年間生産量は約53万4000トンに増大する。
計画によると、ベトナムナマズの加工品輸出量を2010年までに23万トンに引き上げ、輸出額6億米ドル(約720億円)の達成を目指す。また国内消費量は2010年までに3万8000トンを見込んでいる。
養魚場の建設はティエン川とハウ川の沿岸地方、特にアンザン省とドンタップ省で優先的に行い、2010年までにメコンデルタ地方全体で約2100カ所の養魚場を整備する予定。