2020年までのハノイ市都市交通発展計画案によると、市中心部と郊外を結ぶため、ホン川(紅河)に8本、ドゥオン川に3本の合計11本の橋が架けられる予定になっている。日本政府が協力しているハノイ市総合都市開発計画(HAIDEP)の専門家によると、これらの橋の役割は、近隣地域から市中心部へのアクセスを良くすることではなく、ハノイ周辺部の交通の流れをスムーズにして、中心部の交通渋滞を緩和することにあるという。
また、これらの橋とともに、タインホア省方面、ベトチー市−ラオカイ省方面、タイグエン省方面、ホアラック−ホアビン省方面に向かう4本の高速道路や環状道路なども整備される予定となっている。