ホアン・チュン・ハイ工業相は10日、現在電力不足に陥っている主な原因は、各発電所建設案件が遅れているためだとの見解を明らかにした。ハイ大臣によると、多くの発電所案件で、資金不足のために工期が長引いているという。またウオンビ火力発電所、カマウ発電所、セサン3A水力発電所など、年内に竣工予定の複数の発電所案件でも進捗の遅れが指摘されている。
ハイ大臣はまた、年々増加する電力需要に対応するためには、毎年平均3800メガワットの電力を増産する必要があるとし、そのためには年間およそ40億米ドル(約4800億円)の投資資金が必要になるとしている。