ベトナムに住んでいると、日本に住んでいる時以上に覚えなくてはならないことがあります。
例えばITの世界では、カタカナやアルファベットの用語が多くみられます。
これらの単語は、 ACL だの、 OCR だの、 FTP だの、一見してまったく意味の分からないものが多い。
さらに、 AGR だの、 OKY だの、 FPT だの、ベトナムで初めて聞く単語も沢山あります。
率直にいうと、覚える気がまったく起こりません。
…とは言いながらも仕事や生活で使う以上、無理やり覚えなくてはならないことはあります。
ご飯を食べるのすら面倒に思える時がある私としては、一方的に置き去りにされるばかりです。
そんな時、どうすればいいか。
Anki(アンキ) です。
Ankiは、学生の頃に使った 暗記カードをパソコンやスマホで出来るようにしたアプリ です。
<その1>根暗のすゝめ
Ankiで使うカードは、 既存のものを使うこともできますし、自分で追加することもできます 。
カードには、言葉の他にも画像や音声、動画を差し込むこともできるため、グラフや数式をビジュアル的にとらえることも可能です。
愚直な暗記系の勉強をするなら一人に限ります。
Ankiを使うと、 スマホやパソコンでひっそりと勉強することができます 。
頑張ることを他人と比べると、どうしても他人の評価が気になってしまいます。
結果、無駄に意識だけが高くなってしまいがちです。
暗記系の勉強は芸術と一緒で、 孤独を楽しめるようになること が大事です。
<その2>反復のすゝめ
Ankiは、自分の学習状況に合わせた 効率的なカードの出題 を行います。
覚えていないカードは頻繁に出題され、簡単に覚えたカードの出題回数は減少します。
「忘れないでね」と言われると逆に忘れるのが人間。
Ankiを使うことで恐れずに忘れることが可能です。
また、Ankiはお空でつながっているため、パソコンでもスマホでも、どこにいても同じカードを使うことができます。
さらに、アプリがインストールされていなくても、お空にある「 AnkiWeb 」につないで Sign up(登録)するだけで、学習をすることも可能です。
いつでもどこでも簡単に。
毎日「続ける」ことが容易になります。
さいごに
情報技術の発展により、専門知識は一部の学者だけのものではなくなりました。
お空につなげることで、すきま時間に、自ら好きな世界に飛び込むことが可能になったのです。
学習は生き物の本能です。
そして、努力は自分のためにするものです。
答えのない人生、答えのある勉強をお空に手伝ってもらって、自分の足で大切なものを見つけに行きましょう。
~Ankiを使ってみよう~
◆ 日本語説明書 もあります