(前回までのダイジェスト)
ホーチミンのちゃんこなべ屋に 4人のデブを集めて
今まさに、新弟子検査が始まろうとしているのでした(嘘)
いえ、デブサミットが始まろうとしているのでした。
さて、さっそく議題。
最初のテーマは 「ホーチミンでデブとして困ること。」
木村さん 「服のサイズがないことですね。」
やはり、ベトナムにはデブが少ないせいか、
大きなサイズの服はなかなか売ってないのです。
デブから・・・いや鍋から出る湯気です。
山谷さん
「背広とかYシャツとかはオーダーメードで作ってます。
ベトナムだとオーダーメードが安いから、結構良いです。
こっちでデブ用の服を作って、日本に持って行って売る
デブ用のファストファッションブランドを作るのは結構いいかもしれない!!」
おお、弱点をストロングポイントに変える素晴らしい発想。
今なら、日本で3Dスキャナーで採寸し
ベトナムで3Dプリンターでマネキンを作れば
オーダーメイドも現実的だし、是非とも実現したいビジネスチャンスです。
ちなみに、私も服には困っていて
もっぱら日本に帰った時とか、タイとかマレーシアに旅行した時に買ってます。
理由は不明ですが、マレーシアは他の東南アジアに比べてデブが多く
大きいサイズの服がたくさん売っているいます。
ごはんを食べることも忘れてデブらしからぬ白熱議論
山谷さん
「あと、病気は怖いですね。
僕は痛風をやったことがあって
ベトナムで痛風を発症したら、薬は売ってるのかとか心配です。」
これもまたデブらしい不安です。
何を隠そう、私も痛風経験者なので他人事ではありません。
日本で処方された薬をきちんと記録しておき
こちらの病院・薬屋さんで同じ薬、似てる薬を買えるかをチェックすることは重要ですね。
薬の買い方とかはVIETJO LIFEの記事で見られます。
頭を抱えるサラブレッドデブ
佐井 「かぶれるヘルメットがなかなか売ってないと言うのも困りますね。」
山谷さん
「しかも、でかいヘルメットをバイクに引っかけておくとすぐに盗まれてしまう。
一緒に引っかけてある小さいほうのヘルメットを盗んでいけばいいのに、
おかげで、小さいヘルメットをかぶってバイクに乗らないといけなくなり
周りベトナム人にクスクス笑われるのは本当に屈辱だ。」
デブ=頭がでかい、というわけで、なかなか悩みが多いです。
ちなみにアメリカの人々も肥満体系が多いですが、頭だけは小さいのでレンタルバイクのヘルメ探しは一苦労。
デブ共通の悩みは頭のでかさ?
デブの悩みも一周したところ
次のテーマは 「ホーチミンでデブとして良かったこと。」
山谷さん 「コムタム(ベトナムの定食屋台)とかでご飯を大盛りにしてくれること。」
いや、それは日本でもそうだった気がするのだが。。。。
食べ物の話になった途端にこの顔である
ウーさん 「飯代が安いのは良いですね。
外食ばっかりでも食費は日本ほどかからない。」
山谷さん 「コムタムばっかり食ってたらかなり安いよね。」
ウーさん 「いや、コムタムばっかり食うのは辛いけど、
和食とか食べ行っても、日本よりは安いですからね。」
やはり、通常よりエンゲル係数が高いデブにとって
食費は重要なファクターですね。
ベトナムでは
屋台でフォーやコムタムを食べると1食100~250円くらい
屋台で飲んだ場合、結構がっつり飲んで食べても一回1000円くらいと
自炊するよりも確実に安いです。
和食や洋食などは、それより高いですが
ランチなら500円くらい、
夜に飲んだ場合でも2500円くらいと
日本よりは安く食べられます。
ちなみに、僕が新卒で就職した会社では
所得に占めるピンク産業(キャバクラとか・・・・)への支出の割合を「エンジェル係数」と呼んでました。
どうでもいい余談でした。編集部が消してくれることを祈ります。
※編注 がっつり使わせて頂きました。
大食いの猛者たち(特にフォー)
山谷さん 「あとは、人気者になれますね。
ベトナムにはあまり大きい人はいないので
みんなからちやほやされます。」
たしかに、ベトナムではデブは希少種なので
かなりちやほやされるう気がします。
山谷さん 「僕はマッサージに行くと、自分が揉む前に
店員からオッパイ揉まれますもん。」
いや、山谷さん、それはあんただけだよ。
ホーチミンデブ界のゆるキャラ「ヤマヤン」
佐井 「冷房かけ放題と言うのも良いところだと思います。」
ベトナムではエアコンが弱いと貧乏くさいと思われるのか
職場などでは異常なくらい強力に冷房をかけます。
小柄なベトナム人はキンキンに冷えた部屋で
長袖を着て仕事をすることを好むようです。
日本では、「エコ」とか「クールビズ」とかで迫害されるデブですが
ホーチミンでは安心して過ごすことが可能です。
木村さん 「いや、ホーチミンの冷房は僕には寒すぎますよ。
いつもパーカー着て仕事してます。」
おいおい、まじかよ木村さん。
冷房万歳
宴もたけなわではありますが、後編へ続く