どうも、サムライヘアにショートパンツ、一見、二重まぶたのように見えて実は一重まぶたの、そう Double WishのShinsuke です。
皆さんいかがお過ごしですか。
僕はとうとうバイクを買いました。
ベトナムでタクシーに乗りまくっている金持ち日本人には決してわからない、ベトナムのリアルを体験する機会を得たとも言えましょう!
ベトナムバイクの三種の神器・・・ マスク、サングラス、長袖パーカー
もう、ベトナム人になりました。
先日、妻をバイクの後ろに乗せ、ホーチミンの街を駆け抜けました。
知らない道を駆け抜けるなんて男のロマン、冒険の始まりですよ。
新しい道を発見し、こんな所に宿屋(ホテル)あるんだ~、こんな所に防具屋(服屋)あったんだ~、こんな所に教会(教会)あるよ~、なんて言いながら、ドラクエの旅に出たかのような気分で街を走りました。
すると、その時です。
突然雨が降り始めました。
さっきまであんないい天気だったのに、ほんとに急に・・・。
女心とホーチミンの空は変わりやすい なんて言ったもんです。
僕らは、すぐ止むだろうと、雨宿りしました。
が、しかし、10分、20分、止む気配は一向にありません。
困ったなぁ、こんな何もないところで立ち往生しててもなぁと考えた結果、決めました。
雨ガッパ を購入することを。
かつての偉人も俳句残してますもんね。
止まぬなら
購入しましょ
雨ガッパ
折角なので、2人用のカッパを買いました。
日本では絶対売ってないような2つ首の出る大型のカッパ。
ヘルメットの下にかぶる用のフードまでついているカッパ。
カッパでバイク前面を覆えるようライトの部分が透明な素材のカッパ。
(妻、顔出しNGのため、Kazuにてイメージ画像)
完全防備のカッパを手に入れたのです。
これ、ポンチョタイプで、横が開いてますが、横から雨は降ってこないので濡れません。
僕は 最強の鎧 でも手に入れたかの高揚した気分で、また走り始めました。
ところが、なぜか、水が太ももの辺りに水が垂れてくるのです。
太ももに水?不良品?
一瞬、カッパを疑いました。
見渡しましたが、穴なんて見当たりません。
恐る恐る太ももに垂れてくる水の先をたどってみると、そこには・・・
大きな湖があるじゃないですか!
大きな湖ができた理由はこうです。
僕は、カッパの機能を活かすべく、カッパの透明部分から前面のライトの光が綺麗にでるよう、透明部分とライトの位置をきちんと合わせていたんです。
そうすることで、僕とバイクの間にあるカッパ表面にタルミができ、そこに 「雨の湖」=「Lake of Rain」 ができたんです。
そこから一気に放水される水が僕の太ももにむかって決壊し、下半身ずぶ濡れという結果を招いたのでした。
一気に放水された横からの水に、完全にやられました。
妻は大丈夫かと後ろを振り返ると・・・
化粧は全オチ、靴は浸水、雨風に体温奪われ、死にかけてました。
僕は、そんな瀕死の妻に一言、こう声をかけました。
「俺、道に迷った・・・」
そうです。
僕は道に迷ったんです。
「走った道にバインミー(フランスパン)のくずでも落としておけば迷わずに済んだんだけど・・・」という言い訳が一瞬頭を過ぎりましたが、止めときました。
「道に迷ったって、スマホで地図みればいいじゃん!」なんて思ったあなた!!
僕のスマホはWi-Fiの繋がるところでしかネットを使えないスマホなんです。
地図を見ることはできません。
このまま闇雲に走り続けても、体力消耗するだけなので、飲食店に入ることにしました。
飲食店に入る → Wi-Fiパスをゲット → ネット繋がる → Googleマップ利用 → (^∇^)
見えました! 帰れるフラグたちました。
お店に入ると、ずぶ濡れな2人を快く案内してくれました。感謝。
僕らは、無事にマップを見ることができて、ことなきを得ました。
幸い家まで5分ぐらいの所まで来てました。
食事を済ませ、まだ止まない雨の中、バイクにまたがり、いざ帰ろうとバイクのエンジンをかけたら・・・
エンジンがかかりません!
なんで?!
まさかの故障です!!!
ええええええええーっ
嘘でしょ・・・まさかのエンスト!
これがベトナムの洗礼ですね・・・。
そして、僕らはカッパをかぶりながらバイクを押して帰ることになりました。
歩きながらの二人用カッパは、かなり惨めです・・・。
皆さんも雨の日のバイク運転はお気をつけて。
僕は、もう雨の日にはバイクに乗りません。
いや、こんなん言うてたら、三種の神器が泣きますね。
頑張ります!
それでは、また次回。