- ASEAN主要国の中で最も良好な回復
- 24年のベトナムの外国人訪問者数1760万人
- 新型コロナ流行前の19年の98%まで回復
東南アジア諸国連合(ASEAN)によると、ベトナムの観光業は2024年に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行前と比べてASEAN主要国の中で最も良好な回復を見せた。
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2024年におけるベトナムの外国人訪問者数は1760万人で、新型コロナ流行前の2019年の98%まで回復した。
他のASEAN主要国の外国人訪問者数の回復率は、マレーシアが94%の高水準で、タイが88%、シンガポールとインドネシアが共に86%となっている。一方、フィリピンは72%に留まった。
2024年におけるベトナムの外国人訪問者数が新型コロナ流行前の水準まで回復した要因として、◇ビザの緩和、◇観光商品の質の向上や多様化、◇国際市場でのベトナムの観光促進の強化などが挙げられる。
ベトナムは2025年に2200万~2300万人の外国人訪問者を迎えることを目標に掲げている。