- 公共交通機関を利用する観光商品を開発
- メトロ1号線14駅の周辺地域を調査中
- テトの市内観光ツアー販売も
ホーチミン市観光局は、公共交通機関を利用するユニークな観光商品を開発する取り組みの一環として、同市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)の14駅の周辺地域を調査中だ。
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同局は近いうちに旅行会社を招いて、メトロ沿線観光ツアーの設計と評価をテーマとする会議の開催を予定している。
多くの旅行会社は既に、テト(旧正月)期間向けにメトロを使って市内を観光するツアーを販売している。
ベンタイン駅からは、ホーチミン市美術博物館(450m)、ベンタイン市場(350m)、9月23日公園(500m)が近い。統一会堂(旧南ベトナム大統領官邸)やタオダン公園も1km以内で徒歩圏内だ。
市民劇場駅の周辺には、同市人民委員会庁舎(220m)やグエンフエ歩行者天国(300m)のほか、サイゴン中央郵便局、ドゥックバー(聖母マリア)教会、グエンバンビン本通り(ブックストリート)が約550mの距離にある。
バーソン駅近くには、トン・ドゥック・タン博物館やベトナム地質学博物館、サイゴン動植物園、ホーチミン市歴史博物館といった文化施設が約1.1kmの圏内にある。
サイゴン橋近くのタンカン駅は、国内最高層ビル「ランドマーク81(Landmark 81)」やバンタイン観光区、タンカン観光区の最寄り駅となる。
メトロ1号線有限会社(HURC1)によると、開業から約20日間の無料期間中の利用者数は200万人余りに上った。21日からは料金の徴収を開始する。