- 「BRPガブリエラ・シラン」がダナン寄港
- 両国間の協力覚書を実行する活動の一環
- 表敬訪問やスポーツ交流、合同訓練など

フィリピン沿岸警備隊の沖合巡視船「BRPガブリエラ・シラン(BRP Gabriela Silang)」が14日、南中部沿岸地方ダナン市のティエンサ港に寄港した。フィリピン沿岸警備隊の船舶がベトナムを訪問するのは初めて。2024年1月に締結された両国間の協力覚書を実行する活動の一環だ。
![]() (C) vietnamplus |
船長のエレイザー・ゴンザレス・イバリエントス(Eleizer Gonzales Ibarientos)大佐が率いる士官と乗組員84人は、17日までダナン市に滞在する。ダナン市人民委員会や第2管区海上警察司令部を表敬訪問するほか、第2管区海上警察司令部とのスポーツ交流や、ベトナム海上警察の船舶と捜索救助や消防消火の合同訓練に参加する。
今回の訪問を通じて両国部隊の将校や士官らは、海上での法執行に関する経験と実践を共有し、学び合う機会を得ることとなり、今後の友好、協力、相互理解、相互信頼関係の強化に貢献することが期待されている。