- ラオスに初の海外観光促進事務所を開設へ
- ベトナムの観光売り込み、クロスセル強化
- 24年に外国人観光客1800万人受け入れ
文化スポーツ観光省傘下のベトナム国家観光局は12日、近くラオスに観光促進事務所を開設すると発表した。ラオス事務所は、同局にとって初の海外観光促進事務所となる。
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同局は観光業の開発に向けて、2045年までを視野に入れた2021~2030年までの観光開発計画案の策定を完了した。同計画案は、首相の承認を待っている段階だ。
計画案の一環として、海外に観光促進事務所を開設し、ベトナムの観光を売り込んでいく。まずはラオスの首都ビエンチャンに事務所を開設し、タイやカンボジアなどの周辺諸国の観光市場とのクロスセルを強化していく。
大手旅行会社ベトラベル[VTR](Vietravel)の責任者は同局に対し、複数の国にある旅行会社の既存の駐在員事務所を国の観光促進事務所として活用することを提案した。
なお、同局によると、ベトナムは2024年に外国人観光客1700万~1800万人、国内観光客1億1000万人の受け入れを目指している。