ハノイ市ホアンキエム区にあるハンザウ給水塔が、11月17日から12月31日まで、市民や観光客に向けて初めて一般公開される。
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ハンザウ給水塔は、ハンタン(Hang Than)通り、ハンコット(Hang Cot)通り、ハンザイ(Hang Giay)通り、ハンダウ(Hang Dau)通り、クアンタイン(Quan Thanh)通り、ファンディンフン(Phan Dinh Phung)通りが交わる六差路に位置する。
フランス植民地時代の1894年にフランス人建築家が手掛けたもので、130年近い歴史を有し、同市の古い建築物の1つとなっている。
給水塔は、直径19mの円柱型の3階建てで、屋根は円錐形となっており、屋根の上の中央には避雷針がある。鋼鉄製で容量1250m3の巨大な貯水槽と、鉄製バルブによるパイプラインシステムが備わっている。
長い間使われていなかったこの給水塔は、音と光による幻想的なアート空間として改修され、一般公開されることとなった。