ホーチミン市交通運輸局は同市人民委員会の指示のもと、グリーンラインズDP社(GreenlinesDP)宛てに、1区トンドゥックタン(Ton Duc Thang)通り沿いにあるバクダン船着場の第2埠頭での高速船の運航を終了するよう求める公文書を送付した。
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船の運航だけでなく、船着場での停泊もできなくなる。これに伴い、同社は自社設備などを撤去しなければならない。
同社はこれまで、この船着場を利用して、ホーチミン市中心部から同市カンゾー郡、東南部地方バリア・ブンタウ省ブンタウ市までを結ぶ高速船を運航していた。1日当たりの利用者数は400~1200人で、祝日などのピーク時には3000人に上っていた。
しかし、船着場の利用許可証は2022年12月31日に期限が切れている。交通運輸局は期限を2023年12月31日まで延長するよう提案したが、市はそれを却下した。
同社は市の指示に従い、同船着場での高速船の運航を終了したが、運航を早期に再開できるよう、市に対し高速船の運航に適した他の埠頭の利用を許可するよう要請している。