西北部地方ソンラ省モックチャウ郡ムオンサン村(xa Muong Sang, huyen Moc Chau)にある「バックロン橋(cau Bach Long)」がこのほど、ギネスワールドレコーズ(Guinness World Records)から「世界で最も長い歩行者用ガラスブリッジ」に認定された。これまでの世界最長記録は中国・広東省にある全長526mのガラスブリッジだった。
(C) vnexpress |
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「バックロン橋」は、ベトナムで4本目のガラスブリッジ。全長632m、幅2.4m、地面からの高さは最も高いところで約150m。床にはフランスのサンゴバン社(Saint Gobain)製の3層の強化ガラスが使用されており、厚さは40mmとなっている。
同橋は投資総額7730億VND(約42億7000万円)で、2021年初めに着工した。橋のふもとには鍾乳洞があり、洞窟内には、かつてこの地で暮らしたタイ族による彫刻が残されている。橋から眺める圧巻の景色は一見の価値があり、「バックロン橋」はモックチャウ観光の新たな目玉となることが期待されている。
「バックロン橋」を渡るための休日チケットは大人が65万VND(約3600円)、子供が45万VND(約2500円)。平日チケットは10万VND(約550円)安くなる。