4月23日開催│Webinar│製造現場の未来を切り拓く生産管理DXと現場定着の実践知 (PR)

　日本と韓国が外国人の入国制限を緩和したことから、両国行きの航空運賃が値上がりしている。日本政府は6月に海外からの入国者数の上限を引き上げる。韓国政府も6月からベトナム人に対する観光ビザの発給を再開する。この発表があってから間もなく、両国とベトナムを結ぶ航空運賃が値上がりし始めた。

イメージ写真

　大阪在住のベトナム人留学生ビーさんは、8月末にホーチミン市に里帰りを予定している。大阪～ホーチミン線の往復運賃は、5月半ばには格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)のエコノミークラスで1000万VND(約5万5200円)、デラックスで1350万VND(約7万4600円)だったが、1週間後の21日には+300万～500万VND(約1万6600～2万7600円)値上がりしていて驚いたという。ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は、エコノミーでも2200万VND(約12万2000円)に上昇していた。

　ベトナムの各地と韓国各地を結ぶ路線の運賃も値上がりしており、中には既に満席の路線もある。ベトジェットエアのホーチミン～ソウル線の6月中の往復運賃は1200万～1350万VND(約6万6300～7万4600円)。ベトナム航空の運賃はベトジェットより常に高く、同じ路線でもエコノミーで1400万VND(約7万7300円)、ビジネスでは3000万～4000万VND(約16万6000～22万1000円)となっている。