ハノイ市人民委員会は、ニューノーマル(新常態)における外国人観光客受け入れ再開計画を発表した。
イメージ写真 |
計画によると、査証(ビザ)について、観光の再開に合わせて需要を刺激するため、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行前の13か国に対するビザ免除措置の再導入に関する3月15日付けの政府決議第32号/NQ-CPに従い実施する。
対象国は、◇日本、◇韓国、◇英国、◇ドイツ、◇フランス、◇イタリア、◇スペイン、◇デンマーク、◇スウェーデン、◇ノルウェー、◇フィンランド、◇ロシア、◇ベラルーシ。
目先では、日本、韓国、中国、インド、オーストラリア、米国、カナダ、欧州連合(EU)各国、東南アジア諸国連合(ASEAN)各国を含む、新型コロナ対策を効果的に運用している従来からの主要市場を積極的に開拓する。その後は実情を踏まえ、他の市場にも観光促進を拡大していく。
市は、外国人観光客を効率的に誘致するため、ホーチミン市をはじめとする観光業が盛んな省・市と連携して観光プログラムを構築するほか、投資・貿易・観光振興活動を強化するため、海外のベトナム代表機関とも積極的に協力する。
市はまた、目的地や観光商品などについて、国内外のメディアやテレビチャンネル、ウェブサイト、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のほか、日本旅行業協会(JATA)によるツーリズムEXPOジャパンや、インターナショナル・フランス・トラベル・マーケット(IFTM Top Resa)での宣伝を強化する。
さらに、ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)をはじめとする航空会社と協力し、国内外で観光需要を刺激・促進するためのプログラムやイベントを開催し、ファムトリップ(Familiarization Trip=ファミリアライゼーション・トリップ:モニターツアー)を行う。