交通運輸省と南部メコンデルタ地方キエンザン省人民委員会は、ホーチミン市~フーコック島(キエンザン省)線の航空便の運航を7月8日午前0時から一時停止することで一致した。
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これは、ホーチミン市で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の市中感染が拡大していることを受けた措置。キエンザン省からの要請に応じる形で、交通運輸省が傘下のベトナム航空局(CAAV)を通じて航空各社に緊急通知を行っていた。
キエンザン省人民委員会は、フーコック島がベトナム本土から離れた島の街であることから医療関連のインフラが未発達であるとして、新型コロナ感染者と感染疑い者の流入を未然に防ぐべく、感染が拡大しているホーチミン市とを結ぶ航空便の一時運航停止を提案した。
これに先立ち、ホーチミン~カットビー(北部紅河デルタ地方ハイフォン市)/バンドン(東北部地方クアンニン省)/ドンホイ(北中部地方クアンビン省)/プレイク(南中部高原地方ザライ省)/コンダオ(東南部地方バリア・ブンタウ省)/ビン(北中部地方ゲアン省)/ トスアン(北中部地方タインホア省)/ チューライ(南中部沿岸地方クアンナム省)/ フーバイ(北中部地方トゥアティエン・フエ省)線も新型コロナ対策で運航を一時停止している。