米国のロイヤル・カリビアン・インターナショナル(Royal Caribbean International)が運行するアジア最大級の超豪華客船「オベーション・オブ・ザ・シーズ(Ovation of the Seas)」が16日、東南部地方バリア・ブンタウ省のタンカンカイメップ深水港に寄港し、約3500人の外国人観光客が同地に降り立った。
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これに先立ち、「オベーション・オブ・ザ・シーズ」は2016年6月にもバリア・ブンタウ省のフーミー港にしており、ベトナムへの寄港は今回が2回目となる。
乗客は4日間のベトナム滞在中、バリア・ブンタウ省やホーチミン市、北中部地方トゥアティエン・フエ省、南中部沿岸地方ダナン市、同クアンナム省などを観光する。旅行の手配を担当するのは、ロイヤル・カリビアン・インターナショナルのパートナーでベトナム有数の旅行会社であるサイゴン観光総公社(サイゴンツーリスト=Saigontourist)。
サイゴンツーリストによると、同社は年初4か月で99隻の大型クルーズ客船をホーチミン市やバリア・ブンタウ省、ダナン市、南中部沿岸地方カインホア省、トゥアティエン・フエ省、東北部地方クアンニン省の各地で受け入れており、訪れた乗員乗客の数は計17万7000人余りに上るという。
ロイヤル・カリビアン・インターナショナルによると、「オベーション・オブ・ザ・シーズ 」は、全長348m、全幅41m、総トン数16万8666T、巡航速度22.0ノットで、2016年4月に就航した。18階建ての船内には客室やレストラン、バーなどに加えて、遊び心が満載の様々な施設を備えている。