「バインミーカイ(Banh my cay)」「バインダークア(Banh da cua)」「スイジン(Sui din)」・・・思い出したら食べたくなる、紅河デルタ地方ハイフォン市のストリートフード6つを紹介する。
バインミーカイ(Banh my cay)
「バインミークエ(Banh my que)」とも呼ばれる。長細いパンにパテ(レバーペースト)だけをはさんだもので、ハイフォン市の特別なトウガラシソースの辛さがたまらない。
スイジン(Sui din)
もち米の粉で作る、団子に似たもの。中身は黒ゴマ。1つ1つが小さいため、1皿に4~5個ずつ盛られている。ショウガ風味のサトウキビの糖蜜と一緒に、温めて食べる。
オックサオ(Oc xao)
炒めた貝。ハイフォン市は沿岸部のため、貝料理が豊富だ。茹でたり焼いたり炒めたり、様々に調理して食べるが、中でも炒めるのが同市の名物。炒める際は、ココナツミルクやレモングラス、トウガラシ、ショウガ、タマリンドなどで味付けする。
バインダークア(Banh da cua)
ハイフォン市で忘れてはならないのが、このバインダークア。赤みがかった麺は、湯通ししてから空芯菜やミズオジギソウ、魚のすり身揚げ、カニのすり身、カニ肉、トマトなどの具と一緒に丼に入れる。
バインドゥックタウ(Banh duc Tau)
米粉と小麦粉で作る。具は、肉やエビ、にんじん、大根などを細かく切ったもの。酸っぱさと塩辛さ、甘さだけでなく、トウガラシ酢とヌクマムの香りが混ざり合う。
チャオカイ(Chao cay)/チャオコアイ(Chao khoai)
ハイフォン市名物のお粥2つ。チャオカイは、米粒から作る他のお粥と異なり米粉から作る。具は、炒めた貝とトウガラシ粉。また、チャオコアイも、同じく粉から作るお粥で、緑色。この緑色は、野菜の色。子供から大人まで、同市の人々の人気を集めている。