ホーチミン市人民委員会は20日、トゥオンニャット社に対して、同市1区とトゥードゥック区、及び1区と6区を結ぶ水上バス2路線の運航を承認した。
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同案件の総投資額は約1280億VND(約7億3000万円)で、BOO(建設・所有・運営)方式で進める。トゥオンニャット社は、2010年より水上バスの導入を計画していたが、発着場が見つからないなどの問題で2012年に同計画を一時中断していた。
1つ目の路線は、1区トンドゥックタン通り沿いのバクダン船着場とトゥードゥック区リンドン街区を結ぶ全長10.8kmの路線。1区と2区、ビンタイン区、トゥードゥック区を通過し、発着場7か所を設ける。
2つ目の路線は、1区バクダン船着場と6区ローゴム船着場を結ぶ全長10.3kmの路線。1区、4区、5区、6区、8区を通過し、発着場7か所を設ける。
水上バスの運航開始は2016年の予定。まずは定員60人の水上バス10台を運航し、その後は需要に合わせて輸送能力を増強していく。これにより、市民の往来の利便性向上やラッシュアワーの渋滞緩和に繋がるものと期待されている。