メコンデルタ地方観光協会によると、2014年年初5か月における同地域の観光収入は前年同期比+27%増の2兆5660億ドン(約125億円)で、最も観光収入が大きかったのはキエンザン省の6470億ドン(約31億4000万円)だった。因みに、同省にはフーコック島などの人気観光スポットがある。
また、年初5か月に同地方を訪れた観光客は前年同期比+9%増の1100万人、このうち外国人観光客は同+16%増の80万3700人。観光客数が最も多かったのはアンザン省の400万人。最も外国人観光客数が多かったのはティエンザン省の26万4000人となっている。
同協会は今後、各地方自治体と協力して、各地方の観光商品開発に注力すると共に、カントー市フォンディエン郡での生態観光区開発の実現に向けて準備を進めていく方針。