東北部バクザン省イエンズン郡人民委員会は12日、ビンギエム寺祭りに対する国家無形文化遺産の認定書授賞式を開催した。
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同郡クオックカイン村チーイエン村落にあるビンギエム寺は、ドゥックラー寺またはラー寺とも呼ばれており、李朝時代に建立された由緒ある寺で、ベトナム仏教の中心地だった。陳朝時代の13世紀に増築され、現在のビンギエム寺となった。
寺には、16~17世紀に彫られた3000枚以上もの木版経典が保存されおり、2012年には、これらの木版経典が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の記録遺産「世界の記憶」に認定されている。
なお、ビンギエム寺祭りは、毎年陰暦の2月14日に開催されている祭りで、毎年全国から多くの仏教徒や観光客が訪れる。